内定者・新入社員研修
IT業界向けカスタマイズ例
受講対象者
大手IT企業グループ会社の新入社員、配属先未決定社員など
(新入社員研修後に技術研修が続く)
ご要望
・社会人としての基本のビジネスマナーを教えてほしい。
・組織で働くためのコミュニケーション力に懸念がある。周囲に対する働きかけが弱い。
・作業員脳(目先の作業をただ終わらせる人)ではなく、企業人脳(複数の人と目的・目標を達成するために協業する人)で業務に取り組む人を育成したい。
カスタマイズポイント
関係構築力:ビジネスマナーを実行する意味・意義、人間関係への影響を理解しながら体験学習する
業務遂行力:仕事を前に進めるための論理思考と仮説思考を学ぶ
自己管理能力:対人関係のストレスを軽減するためのセルフマネジメント、アサーティブコミュニケーション
研修アンケートより
・ビジネスマナーの一つひとつについて、必要な理由を教えてもらえたり、体験することができたので、分かりやすく、職場で活用したいです。
・研究や卒論などでロジカルに考える癖はついていると思っていたが、業務中のコミュニケーションに活用しようと思うと意外と難しく、意識して実施していきたいと思った。
・慎重になりすぎて仕事が遅い、(正解か自信がなくて)意見が言えない傾向にあることが分かった。
・仮説思考を使ってもっとアイデアを口にしていこうと思う。
・苦手なタイプの人ともコミュニケーションを取る方法が分かったのはよかった。
・よい人間関係を築くのは、自分次第だと思った。
講師より
受け身姿勢、言われたことはやるがチャレンジが弱い、積極的・主体的な関わりが苦手という人材傾向があり、3年以内の離職率が高い状態という事前情報がありました。
プログラムで特に以下の3点に重きを置いて研修実施をしました。
・適切な人間関係を築くためのビジネスマナー
IT業の新入社員には、他者からどのように見られているか、それがどう人間関係に影響しているかということに無頓着、または軽視する傾向を感じています。
そのため、社会人としての最低限のビジネスマナーを身につけるために、To Doと根拠、体験と内省、改善策と実践というフローでプログラム設計をし、理解・納得・体得を目指しました。
・仕事を前に進めるための論理思考と仮説思考
「分からないことがあったら聞いてね」という上司・先輩に対して、「聞いていないのでやっていません」という不具合をよく耳にします。
出来事や考えを整理するためのロジカルシンキングの基礎を学び、積極的な報連相を実現するとともに、仮説思考で初動を早め、検証・改善するサイクルをレクチャーし、自発的・主体的な業務マインドを醸成
しました。
・人間関係のストレスを減らすコミュニケーション
価値観や意見が自分と違う人に対して、心を閉ざし関わりをあきらめてしまい、結果として職場に居場所を作れないことで離職につながってしまうケースがあります。
人の言動の受け取り方・考え方のバリエーションを増やし、アサーティブなコミュニケーションのトレーニングを行いました。