若手社員研修
製造メーカー研修例 【自分と仕事を振り返り、業務の見せる化で周囲を巻き込む】
受講対象者
2年目社員向け
ご要望
・リモートワークの推進により、若手の状況把握が弱くなっている。自発的なコミュニケーションを取ってほしい。
・出来事に対してポジティブな捉え方とチャレンジができる人になってほしい。
・積極的に周囲を巻き込んで業務に取り組み、完遂する力をつけてほしい。
カスタマイズポイント
自己効力感:「どうせムリ・難しい」という枠を外すワークを実践し、ポジティブな未来を描く
業務の見せる化:上司・チームとのコンタクトポイントを明確にし、自己発信力を高める
セルフマネジメント:EQトレーニングの手法を用い、状況・情況に流されずに「よい自分」を選択する
研修アンケートより
・自分を取り巻く環境の洗い出しをしたときにこのままいったらいつか退職するかもと思ったが、ワークを通じて自分がどう働いていきたいかが見えたので、やり方を変えていこうと思った。
・報連相の本当の意味が分かった。具体的にいつ何を連携すればよいかが分かったので、「見せる化」していこうと思う。新人が入ったので、新人にもこのポイントで声をかけてあげたいです。
・真面目に仕事に取り組んでいるつもりだったが、脊髄反射の判断をしているというフィードバックを受けてハッとした。自分にも、チームにも、業務にもよい選択は?と考えようと思います。
・面倒なことや難しいことはなるべく避けて通ろうと思っていたが、放っておいてよいことはない(虫歯と同じという例はなるほどと思った)と分かった。周りの人の助けをもっと借りて一緒に喜べばよいという考えはすてきだと思った。
講師より
受け身姿勢、言われたことは素直にやるがチャレンジが弱い、積極的・主体的な関わりが苦手という人材傾向があり、3年以内の離職率が高い状態という事前情報がありました。
QFT(問いの力で多角的に解を考える)ワークでは、自分の置かれた環境に対する不満や、他責の考えが徐々に剥がれ落ちていき、本来どのような働き方をしたいのかという本音を言い合う姿が印象的でした。
より良い働き方、納得・満足のある充実した業務取り組みをするために、具体的に何を変えていくのかというセッションでは、「難しいはNGワード」というルールを作り、お互いにアイデア出しをすることで、前向きな相互支援が生まれていました。
「業務の見せる化」では、日々の業務の報連相・自己主張のポイントをつかみ、なぜ自己発信をするのか、上司・チーム側から見るとどのような意味があるのか、自己成長にどうつながるのかなど、納得しながら進めることができています。
スタート時には、やや暗い顔つきでしたが、晴れ晴れとした表情に変わっていき、若手層最後と言われる3年目社員に向けて、一人ひとりがチャレンジできる「一歩」を持ち帰ることができたと思います。